トレピひないBLOG

トレーニングピットひないのトレーナーの日々の指導を綴るブログ

2018年03月09日

重力に耐えながら

皆さん、こんにちは。

トレーニングピットひないの小野です。

 

少し前になりますが10月11日に投稿したブログで、筋肉を意識するとその他の筋肉(例えば、首や肩、足首、つま先など)の緊張がとれ、効果的に鍛えられるというお話しをさせていただきましたね。

 

さらに効果を上げるために、もう一つ。

 

姿勢をキープしたまま勢いを使わずに動作を行いましょう。

 

例えば、レッグレイズ(太腿前の筋肉を鍛えるマシン)を行う場合、椅子に深く腰掛けて頭・肩・お尻・腿裏はパッドについた状態をキープ、足幅は股関節幅にして手は横のバーを握ります。

この時、目線は正面を向き、胸を張った状態にしましょう。

そして、つま先を手間に引き上げたまま息を吐きながら足首に当ててるパッドを押し上げます。

次に、息を吸いながら押し上げたパッドをゆっくり重力と重さに耐えながら下ろしていきます。

 

《ポイント》筋肉は重さに耐えながら下ろす時の方がより効果的に鍛えられるので、力を抜かずにゆっくり重さを感じながら下ろしましょう。

 

これは、どのトレーニングでも一緒です。

動作がゆっくりになればなるほど重さに耐えなければいけないので辛い。

辛いけど、それだけ筋肉に刺激が入るのです。

 

勢いで行うと姿勢が崩れ、鍛えたいところではない筋肉も一緒に動いてしまうので、頑張った感じはあっても効果は薄くなってしまいます。

目安は4カウントで上げて、4カウントで下ろす。

1セットの回数を終えるまでは休憩することなく、常に筋肉が緊張した上体をキープしながら行いましょう。

 

今は胸が張れなくても良いんです。

ご自身ができる一番良い姿勢をキープして、コツコツ続けて行くことで、身体も少しずつ変化してきます。

いま出来ることを、精一杯努力し続けましょう。